障害者団体が通勤時間帯の地下鉄車内でデモ 運行に遅れ=韓国
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2022.04.21 10:57
【ソウル聯合ニュース】韓国の障害者団体「全国障害者差別撤廃連帯」が21日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期政権が示した障害者の「移動権」保障に関する対策が不十分だとして、通勤時間帯のソウルの地下鉄車内でのデモを再開した。
地下鉄を運営するソウル交通公社によると、デモの影響で午前7時40分ごろから地下鉄2、3号線で列車の運行に遅延が生じた。3号線の運行は約1時間後の8時50分ごろ、2号線は9時30分ごろに正常化した。
団体側は先月末、障害者の権利保障の予算に関する次期政権の回答を待つとして地下鉄でのデモを中止していたが、22日ぶりに再開した。団体メンバーは地下鉄2、3号線の車内で車いすから降り、床を這うパフォーマンスを行った。
tnak51@yna.co.kr
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