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急速なウォン安進行なら「市場安定措置を取る」 韓国担当次官

記事一覧 2022.04.29 10:21

【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部の李億遠(イ・オクウォン)第1次官は29日のマクロ経済金融会議で、外国為替市場でウォン安ドル高が進んでいることについて、米国の利上げ加速に対する懸念、中国の新型コロナウイルス感染拡大による都市封鎖(ロックダウン)に伴う景気鈍化の懸念が重なり、為替相場の変動性が拡大していると指摘し、「市場の動向を綿密にモニタリングし、急速に(ウォン安ドル高に)傾けば市場安定措置を取る」と述べた。

会議を主宰する李第1次官=29日、ソウル(聯合ニュース)

 李氏は「現状況で韓国から外国人の投資資金が急速に流出する可能性は限定的」との見方も示した。米金利がハイペースで上昇し、韓米金利差の縮小や外国人資金の流入鈍化を懸念する声もあるが、他の新興国とは異なる韓国経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)と国の信用度、ショックの吸収能力、内外の金利逆転時にも外国人の資金流入が続いた過去の例などを考慮する必要があると指摘した。

 一方で、世界的な金利上昇傾向が続く中、変動性が高い状態が続く可能性があるとし、「金利環境の変化とこれによる国内外の金融市場、実体経済への波及効果などを注視していくべきだ」と述べた。

 物価に関しては、ロシアとウクライナの戦争長期化などで不確実性が高まり、当面は物価上昇圧力が高いと予想。ガソリンや軽油に課す「油類税」の引き下げ効果を消費者が早く実感できるよう、積極的に努めていくとした。政府はロシア軍のウクライナ侵攻による原油価格の高騰を受け、5月1日から油類税の引き下げ幅をこれまでの20%から30%に拡大する。

tnak51@yna.co.kr

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