韓国の新規コロナ感染者２万６０１人　前週から５００人以上増

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は９日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から２万６０１人増え、累計１７５６万４９９９人になったと発表した。新規感染者数は前日（４万６４人）に比べ１万９４６３人少ない。１日当たりの新規感染者数は６日連続で５万人を下回った。

　新規感染者数は２週間前の先月２５日（３万４３６１人）に比べると１万３０００人以上少ないものの、１週間前の今月２日（２万７６人）に比べ５００人以上増えた。月曜日に発表される新規感染者数が前週の同じ曜日に比べて増えるのは３月１４日以来８週間ぶりとなる。

　政府が先月１８日に感染防止策「社会的距離の確保」を解除し、同月２５日から不特定多数が利用する施設内での飲食を認めたほか、２日には屋外でのマスク着用義務を解除したことで感染者数の減少ペースが鈍った可能性も排除できない。５日のこどもの日から週末にかけての飛び石連休で移動量が増えた影響も懸念される。

　この日発表された重症者数は前日より２人少ない４２１人で、先月３０日（４９０人）から１０日連続で５００人を下回った。

　在宅治療（自宅療養）中の人は２４万１３１５人で、前日比１万１０４１人減少した。

　新たに報告された死者は４０人で、前日より３１人少ない。死者数は１０日連続で１００人を下回っている。死者の累計は２万３４００人。致死率は０．１３％。

　新規感染者のうち市中感染者は２万５８２人、海外からの入国者の新規感染は１９人だった。

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