韓米の安全保障担当高官が電話協議 北のミサイルに「深刻な憂慮」
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2022.05.13 10:47
【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領室は13日、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長と米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が12日に初の電話協議を行ったとして、「双方は弾道ミサイル発射など最近の北の挑発行為について深刻な憂慮を示し、韓米の対北連携を一層強化していくことにした」と発表した。
また、バイデン大統領が20日に訪韓することに関連し、「バイデン大統領の訪韓が韓米の包括的戦略同盟の強化に向けた重要な転機になるとの認識で一致した」と強調。「主要議題の点検などを通じ、訪問が成功裏に行われるよう引き続き協力することにした」と明らかにした。
両者は韓米・韓米日の緊密な協議体制構築の重要性も確認し、対面協議などさまざまな形で協議を続けることで一致したという。
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)新大統領とバイデン大統領は21日にソウルで初めての首脳会談を行う。会談では挑発行為を続けている北朝鮮への対応やロシアのウクライナ侵攻、経済協力強化などについて議論する見通しだ。
北朝鮮は12日に新型コロナウイルス感染者が発生したことを公表しており、対北朝鮮人道支援についても協議するか注目される。
kimchiboxs@yna.co.kr