韓国経済団体が歓迎「協力強化呼び水に」　日本入国時の待機免除

【ソウル聯合ニュース】日本政府が韓国からの入国者に対し入国時の新型コロナウイルス検査で陰性なら入国後の指定施設での待機を免除すると決めたことを受け、韓国経済団体の全国経済人連合会（全経連）は１７日、「両国の経済協力強化へ呼び水になる」と歓迎した。

　全経連はキム・ボンマン国際本部長の名前で資料を出し、これまで日本との経済協力で大きな支障となっていた日本入国時の待機が免除されたことを韓国経済界は大いに歓迎すると述べた。さらに「今回の措置が韓日両国間の交流拡大と関係改善につながることを期待する」としながら、韓日の両政府に「査証（ビザ）免除停止の解除など相互の人的交流の活性化にも一層努力してほしい」と促した。

　全経連をはじめとする韓国経済界も、日本経団連と協力して両国の経済協力強化に最善を尽くすと表明した。

　日本の外務省は１６日、新型コロナの新たな水際措置として、韓国からの入国者に求めていた原則３日間の指定施設での待機を１７日午前０時以降はなしにすると発表した。新型コロナワクチンの３回目接種を終えている場合は自宅などでの待機も免除される。

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