日本入国時の待機免除「関係改善の流れでの措置」=韓国政府
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2022.05.17 17:56
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は17日、日本政府が新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を終えた韓国からの入国者に対して同日から指定施設での待機を免除すると発表したことに対し「新政権の発足による韓日関係改善の前向きな流れの中で今回の措置が行われたと考える」と評価した。
韓国新政権は3月に尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領(当時)が岸田文雄首相と電話会談を行い、4月には韓日政策協議代表団を日本に派遣するなど、本格的に日本との関係改善に乗り出した。
今月10日の尹大統領の就任式には、岸田首相の特使として林芳正外相が出席。尹大統領や朴振(パク・ジン)外交部長官と面会した。
外交部の当局者は、今回の水際対策緩和の発表に際して日本側から事前に通知があったと明らかにした。
今回の待機免除措置は留学生や駐在員、短期出張者など査証(ビザ)を取得して日本に入国する人に適用される。
観光客のノービザでの入国は、2020年3月から効力が停止されている。
韓日間のノービザ入国の復活について、外交部の当局者は両国間の人的交流の需要や国内外の防疫状況などを総合的に考慮し、関係国と協議を行っていると説明した。
また、韓日両国は新型コロナの状況を見極めながら人的交流を再び活性化させることが望ましいという認識で一致したと述べた。
ynhrm@yna.co.kr
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