北朝鮮 自力更生路線に反するためコロナ支援受け入れず=韓国外相
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2022.05.20 14:08
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は20日の国会予算決算委員会で、北朝鮮が新型コロナウイルスの医療支援に応じていないことについて、「北の内部でいろいろな状況があると承知している」として、「これまで取ってきた自力更生という路線に反する部分があり、悩んでいると思う」との認識を示した。
権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官も「南側(韓国)の支援を受ける場合、これまで自力でコロナに対応してきたということが崩れるため、迷っていると思う」と述べた。その上で、「急がず忍耐心を持って引き続き(支援の提案を)試みる必要がある」との姿勢を示した。
朴氏は21日にソウルで開催される韓米首脳会談で北朝鮮への医療支援問題も議題になるかどうかに関しては、「韓米は(北朝鮮での)コロナの拡大を受け、対北人道支援について協議してきた」として、「会談でもこの問題が取り上げられると予想している」と答弁した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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