韓日外相が電話会談 北ミサイル発射を非難・韓米日協力の強化確認
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2022.05.25 21:06
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官と日本の林芳正外相は25日、北朝鮮が同日朝に弾道ミサイル3発を発射したことを受けて電話会談を行った。
外交部によると、両氏は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定されるミサイルと短距離弾道ミサイルを相次いで発射したことについて、国連安全保障理事会の複数の決議に明確に違反するとの認識で一致。北朝鮮の行動は朝鮮半島と世界の平和・安全を脅かす深刻な挑発だと指摘し、これを強く非難した。
また今後も北朝鮮の動向を注視しながら緊密な意思疎通を続け、北朝鮮の核・ミサイルへの対応のための韓米日協力を強化していくことを確認した。
今回のミサイル発射に対して国際社会が国連安保理レベルでの措置を含め、しっかりと共同対応を取る必要があるとの認識でも一致。北朝鮮が追加挑発をやめ、対話の道に戻るよう促す方針を確認した。
林氏が朴氏に早期の訪日を要請したとされることについて、両国は朴氏が来月に訪日する方向で調整しているとされる。
朴氏はこの日、米国のブリンケン国務長官とも電話会談を行い、北朝鮮のミサイルの発射は朝鮮半島と世界の平和・安全を深刻に脅かす重大な挑発だとして強く非難した。
また国連安保理で新たな対北朝鮮制裁決議が速やかに採択されるよう緊密に協力することを申し合わせた。
yugiri@yna.co.kr