尹大統領が初閣議主宰　「首相を中心に一丸で」　　

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は２６日、中部の行政都市・世宗市の政府庁舎で閣議を主宰した。１０日の尹政権発足後、閣議が正式に開かれたのは初めて。

　尹大統領は閣議の冒頭、昨年と今年、世宗市を何度も訪れたが初閣議を世宗庁舎で開くことになり感慨深いとし、「これからも世宗で閣僚の皆さんと頻繁に顔を合わせる。韓悳洙（ハン・ドクス）首相を中心に閣僚がワンチームとなり、国全体を見ながら仕事をしてもらいたい」と呼び掛けた。

　尹大統領は「今日は『新政権地方時代のビジョンと戦略』について深く論議してみようと思う」とし、「政権引き継ぎ委員会で、新政権は地方時代を重要なモットーとし、国政を運営すると明らかにした。６大国政目標の一つに、韓国のどこでも暮らしやすい地方時代を挙げた」と説明した。

　そのうえで「どの地域で暮らしても国民全員が公正な機会を享受すべきだ。これは新政権が目指す公正の価値でもある。地方時代は人口減少の解決策でもあるため中長期戦略が非常に重要だ」と強調した。

hjc@yna.co.kr