北朝鮮の新たな発熱者　再び１０万人上回る＝死者は１人

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は３０日、国家非常防疫司令部の集計として２８日午後６時からの２４時間で新たに約１０万７１０人の発熱者が確認されたと報じた。新型コロナウイルスの感染者とみられる発熱者は先月末からの累計で約３５４万９５９０人となった。このうち約３３６万９９０人が完治し、約１８万８５３０人が治療を受けている。新たな死者は１人で、死者数は累計７０人となった。

　新たな発熱者は前々日の発表では約８万８５２０人、前日は約８万９５００人と２日連続で１０万人を下回ったが、再び１０万人を超えた。

　発熱者数が再び増加傾向をみせており、今後、首都平壌の封鎖措置に変化があるかどうかに注目が集まる。中国内の複数の消息筋によると、２９日正午に平壌の封鎖が部分解除された。

　北朝鮮は今月１２日に新型コロナが発生したことを初めて認め、北朝鮮全域を封鎖したと明らかにした。

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