北朝鮮が対テロ非協力国指定に反発 「米国こそテロ支援国」
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2022.05.31 16:39
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮外務省は31日、「史上最大のテロ支援国米国」と題した記事をホームページに掲載し、米国が北朝鮮を対テロ非協力国に指定したことに対し「米国こそ一番のテロ支援国」と反発した。
同省は「2001年の米同時多発テロを機に米国が国策として行ってきた対テロ戦争は、テロを終息させたのではなく、さらに増殖させた。米国こそテロの温床、テロの親玉、史上最大のテロ支援国」と非難した。
また、「米国がまるで『テロ裁判官』であるかのようにほかの国の反テロの努力を評価していることこそ言語道断だ」とし、「地球上に米国が存在する限りテロは根絶されないだろう」と主張した。
米国務省は先ごろ、北朝鮮、イラン、シリア、ベネズエラ、キューバを武器輸出管理法と大統領令に基づき対テロ非協力国に指定した。北朝鮮は26年連続で指定された。非協力国に指定されると、これらの国への防衛物資やサービスの輸出などが禁止される。
hjc@yna.co.kr