現代自「ジェネシス」累計７０万台突破　ブランド誕生から６年半　

【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車が６日までに発表した資料（輸出実績は出荷台数ベース）によると、同社の高級車ブランド「ジェネシス」の世界累計販売台数が７０万台を突破した。

　ジェネシスは２０１５年１１月のブランド誕生から今年４月までの６年半に計６９万９７５１台（国内５１万１２０４台、海外１８万８５４７台）を売り上げた。先月の国内販売台数１万２２３４台を加えると計７１万１９８５台となる。売り上げペースを踏まえると、来年半ばには１００万台を突破する見通しだ。

　ジェネシスは国産車初の高級車ブランドとして、メルセデス・ベンツやアウディ、レクサスなどが君臨する世界の高級車市場に挑戦状をたたきつけた。

　当時現代自動車副会長だった鄭義宣（チョン・ウィソン）現代自動車グループ会長がブランドの企画から発足までの全プロセスを主導。初年度の１５年に５３０台だったジェネシスの販売台数は、２０年には世界で１０万台、２１年には２０万台を突破した。

　ジェネシスは高級車ブランドとしての地位を固めるため、消費者が内装・外装の色や材質などを自由に選べるオーダーメード型サービスの導入も検討している。　

　自動車業界の関係者は、半導体不足による自動車の品薄が続くなかでも、ジェネシスのような高級車が好まれることが立証されたと説明した。

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