21年の1人当たり国民総所得3万5373ドル 3年ぶり増加=韓国
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2022.06.08 10:51
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が8日発表した韓国の2021年の1人当たり国民総所得(GNI、暫定値)は3万5373ドル(約470万円)で、前年比10.5%増加した。ウォン高ドル安などが影響した。
韓国の1人当たりGNIは17年(3万1734ドル)に初めて3万ドルを上回り、19年と20年は前年比で減少したが、21年は3年ぶりに増加に転じた。
1人当たりGNIは国民が国内外で得た総所得を人口で割ったもので、国民の生活レベルを把握するための指標として用いられる。
一方、韓国の21年の実質国内総生産(GDP、暫定値)は前年比4.1%増加した。10年(6.8%増)以来、11年ぶりの高い伸びだった。
20年のGDP(確定値)は前年比0.7%減。暫定値(0.9%減)から0.2ポイントの上方修正となった。
tnak51@yna.co.kr