韓国南東部・大邱のビル火災で7人死亡 放火か=容疑者死亡
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2022.06.09 15:54
【大邱聯合ニュース】韓国南東部・大邱の大邱地方裁判所近くにあるビルで9日午前10時55分ごろに火災が発生し、7人が死亡、約40人が煙を吸うなどして負傷した。警察は防犯カメラなどを分析し、50代を放火の容疑者として特定したが、現場で死亡したとみられると明らかにした。
ビルは地上5階、地下2階建てで、弁護士事務所が入居している。火災当時、「2階から黒い煙が見え、爆発音も聞こえた」という通報があった。
火災により、ビルにいた7人が死亡した。死亡したのは男性5人、女性2人で、全員が2階の同じ事務所で見つかった。警察が身元の確認を急いでいる。近くのビルでも多くの人が避難したようだ。
現場には消防車約60台や消防隊員約160人が出動。火は約20分後に消し止められた。
警察は放火事件とみて捜査に着手した。警察関係者は「防犯カメラで容疑者が住居地から何かを持って出たことを確認した。詳細な火災の経緯を調べている」と述べた。警察は弁護士事務所が依頼を受けた事件の相手である容疑者が事務所に火を付けたとみている。
kimchiboxs@yna.co.kr
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