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韓国大統領室が文前政権の対応批判 北朝鮮軍による射殺事件

記事一覧 2022.06.16 16:58

【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領室は16日の記者会見で、2020年に北朝鮮軍が海上で韓国人男性を射殺した事件を巡り「遺族の真相解明の要求に国がきちんと応じなかった」と、当時の文在寅(ムン・ジェイン)政権の対応を批判した。

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領(資料写真)=(聯合ニュース)

 男性は海洋水産部所属の公務員で、20年9月21日に黄海で漁業指導船乗船中に行方不明となり、翌日に北朝鮮側海域で北朝鮮軍に射殺された。韓国当局は当時、男性が北朝鮮側に越境しようとしたと断定したが、海洋警察はこの日、男性が越境したと断定できる根拠はないとする最終捜査結果を発表した。

 文政権の判断を覆したことに対し、大統領室関係者は「前政権と現政権の葛藤ではなく、遺族の真相解明要求に政府が応じたとみるのが正しいだろう」と説明した。

 また、「民間人が北の軍により無慈悲に殺害され、遺体が焼かれる蛮行が起きたにもかかわらず、これといった証拠もなく自ら越境しようとしたと見なして個人の過ちと規定したとすれば、その意図を発表すべきではないのか」と指摘。ただ、文政権の「意図」については、「私たちには分からない」と述べるにとどめた。

 事件を巡っては韓国軍が北朝鮮軍の内部通信を傍受し、射殺前に男性を救出できたにもかかわらず傍観していた疑いがある。だが、文政権の青瓦台(大統領府)が持っていた同事件に関する資料は、文氏の任期満了と同時に大統領記録物に指定され、最長で15年間公開されない。大統領室関係者は資料の閲覧に対する訴訟が進められていることを挙げ、「司法の判断を仰いだ後、政府としてできることがあれば努力する」と伝えた。

tnak51@yna.co.kr

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