北朝鮮の前線部隊作戦計画修正 「軍事的脅威強める可能性」=韓国
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2022.06.23 13:45
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議で朝鮮人民軍の前線部隊の作戦任務追加や作戦計画の修正を討議したと明らかにしたことについて、韓国の統一部当局者は23日、「軍事的脅威を強める可能性が高いと判断している」と述べた。
会議が軍事作戦を担当する訓練機関の軍総参謀部を中心に行われたことや、韓国軍と対峙する前線部隊の作戦任務の追加に言及したことを根拠に挙げた。また、通常は非公開にする軍事作戦計画を見直すための討議をしたとし、会議で韓国東部の地図を意図的に公開したことも根拠とした。
北朝鮮が今回の会議で、核実験に関するメッセージを出すかどうかに関しては、「あらゆる可能性を視野に、関連動向を注視する」と述べた。
金正恩(キム・ジョンウン)体制発足後、党中央軍事委員会会議の開催が報じられるのは今回が17回目だが、拡大会議が3日間開かれるのは異例とも説明した。
北朝鮮は21日に党中央軍事委員会拡大会議を招集した。金正恩氏は1日目と2日目の会議に出席した。
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