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日本など海外から戻った文化財 古宮博物館であすから特別展=韓国

記事一覧 2022.07.06 19:30

【ソウル聯合ニュース】韓国の国立古宮博物館(ソウル市鍾路区)で7日から9月24日まで、国外から韓国に戻った文化財約40点を集めた特別展が開催される。日本から戻った螺鈿(らでん)漆器の箱や、朝鮮王朝時代の王の業績を記した「朝鮮王朝実録」なども展示される。

初めて公開される螺鈿細工の箱=6日、ソウル(聯合ニュース

 特別展の開催に先立ち国立古宮博物館と国外所在文化財財団が6日、説明会を開いた。国外所在文化財財団は国外にある韓国文化財の調査と研究、返還、活用事業を担っており、今回の展示物のうち約半数の返還に関与した。特別展はこれらの文化財が故国に戻るまでたどった道のりも伝える。

 初公開される3点の文化財のうち1点は、昨年日本から戻った。貝殻の光沢部分をはめ込む螺鈿細工を施した漆器の箱で、梅と鳥、竹があしらわれている。朝鮮王朝時代後期製作と推定。高度な技術が用いられ、保存状態も良好なことから、学術的価値が高いと評価される。

 残りの2点は朝鮮王朝時代の王の書き物を集めた冊子と白磁のつぼで、ともに米国から戻った。

 また、江原道の五台山史庫に保管されていた「朝鮮王朝実録五台山史庫本」を鑑賞できる。日本による植民地支配下の1913年に非合法に日本に持ち出されたが、民間と政府の粘り強い働きかけの末、返還された。

 朝鮮王朝第26代王で後に大韓帝国初代皇帝となった高宗(コジョン)の娘、徳恵(トクヘ)翁主(1912~89年)の伝統衣装も目にすることができる。徳恵翁主は25年に日本に強制的に留学、31年に旧対馬藩主・宗家の伯爵だった宗武志氏と政略結婚させられた。精神を病み、55年に離婚し62年に帰国した。この衣装は2015年に日本から返還された。

 このほか、朝鮮戦争時に盗難に遭った後、14年の韓米首脳会談を機に米国から返還された大韓帝国と朝鮮王朝の国璽(国の印)も展示される。

 国外所在文化財財団によると、22年1月1日時点で21万4208点の文化財が日本や米国、ドイツ、中国、英国、フランスなど24カ国に散逸していると推定される。財団は本格的に活動を始めた13年から22年6月までに784点を取り戻した。

徳恵翁主の衣装=6日、ソウル(聯合ニュース)

mgk1202@yna.co.kr

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