韓米日・韓中外相会談を調整 G20に合わせ
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2022.07.06 17:34
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国、日本が7~8日にインドネシア・バリ島で開かれる20カ国・地域(G20)外相会合に合わせ、3カ国外相会談を調整していることが6日、分かった。
会談が実現すれば、5月に就任した韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官を交えた3カ国外相会談は初めてとなる。
6月末に北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせ、約5年ぶりに開かれた韓米日首脳会談では北朝鮮の核問題を巡る3カ国の連携強化を確認しており、外相会談でも同問題への対応などを議論する見通しだ。
朴氏と日本の林芳正外相による韓日外相会談の実現は困難とみられるが、非公式で接触する可能性はある。その場合、朴氏は両国関係改善への意思を伝え、具体策を議論するための訪日を打診するとみられる。韓国の外交部当局者は6月、朴氏の訪日の時期について、「双方の都合の良い時期に訪日が行われることを期待している」と述べていた。
一方、韓国は韓中外相会談も調整しているようだ。実現すれば、朴氏と王毅国務委員兼外相が初めて対面で会談することになる。朴氏は王氏に対し、北朝鮮の核実験など新たな挑発行為を自制させるため、積極的な役割を果たすよう呼びかけるとみられる。
kimchiboxs@yna.co.kr