尹大統領 在韓日本大使館弔問へ=日本に首相ら使節団派遣も
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2022.07.10 16:46
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、日本の安倍晋三元首相の死去を受けソウルの日本大使館施設に設けられる記帳所を弔問する。大統領室関係者が10日の記者会見で明らかにした。
まず、11日に韓悳洙(ハン・ドクス)首相、朴振(パク・ジン)外交部長官、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長らが弔問するという。
尹大統領はまた、韓首相や鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長らを弔問使節団として日本に派遣する方針も固めた。鄭副議長は尹大統領が就任前に日本に派遣した政策協議代表団の団長を務めている。大統領室関係者は「現在のところ尹大統領の訪日計画はない」と述べた。
使節団は「大統領の特使」の性格となる。尹大統領はこれまで両国関係の改善に意欲を示しており、大統領室関係者は「哀悼の思いをしっかり表現できる人たちを日本に派遣すると決めたのではないか」と述べた。
訪日の時期は今月下旬か8月初めになる見通しだ。
尹大統領は安倍元首相が銃撃を受けて死去した8日、妻の昭恵さんに弔電を送り、「日本の憲政史上、最長の首相であり、尊敬される政治家を失った遺族と日本の国民に哀悼とお悔やみをお伝えする」とした。
ikasumi@yna.co.kr