釜山観光公社 日本などアジアでマーケティングへ=万博誘致・旅行市場回復目指す
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2022.07.13 10:26
【釜山聯合ニュース】韓国の釜山観光公社は13日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で苦境が続く観光市場の回復と、2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致のために海外マーケティングを本格的に推進すると発表した。
公社は釜山のインバウンド観光の主力市場である日本と中国をはじめ、成長市場の東南アジア主要国をターゲットに攻撃的な現地マーケティングを展開する。
まず、13日からの3日間は韓国観光公社が日本の東京、大阪、福岡で開く韓国観光広報団のイベントに参加し、釜山観光の商品開発のための交流と広報活動を実施する。
厳格なコロナ政策が続く中国の観光市場を攻略するためには、釜山観光公社の北京海外観光広報事務所を活用して釜山をPRする戦略だ。22日から3日間、中国の昆明で開かれる中国国際旅游交易会(CITM)に北京事務所長が参加し、新規観光コンテンツを紹介するなど国際観光都市・釜山の魅力をアピールする。
28日には、釜山との航空路線が再開されたシンガポールで釜山観光企業支援センターの入居企業と現地の観光企業の商談会を開く。
釜山観光公社は日本、台湾、タイ、マレーシアなどで釜山の観光業界ネットワークを再建するため、さまざまなオフラインイベントを推進する。
釜山観光公社の李定実(イ・ジョンシル)社長は「今年は万博の誘致と旅行市場再建のための環境づくりに集中する」としながら、「釜山市と協力して万博誘致のPRにまい進し、海外現地マーケティングに地域の業界が共に参加し、力を伸ばしていけるよう支援を惜しまない」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr