韓国軍情報部隊の名称 また変更検討=文前政権の痕跡消去?
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2022.07.13 15:09
【ソウル聯合ニュース】2018年に韓国軍の情報部隊、国軍機務司令部を解体して創設された「軍事安保支援司令部」が名称変更を検討していることが13日、分かった。
軍関係者は「名称に『支援』という単語が使われているため、機関の性格と任務ついて間違った印象を与えかねないとの指摘を受け入れ、名称変更を検討している」と説明した。
新たな名称に「国軍安保司令部」が有力候補として挙がっているという。また、軍事安保支援司令部の主な任務の「防諜(ぼうちょう)」を名称に含める案も検討している。
しかし、名称変更が文在寅(ムン・ジェイン)前政権の痕跡を消すためのものではないかとの見方も出ている。
軍関係者は「軍事安保支援司令部の名称が直観的に分かりにくいため、いまだに機務司令部と呼ばれることもある」とし、「複数の代案を検討し年内に変更する」と述べた。
hjc@yna.co.kr
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