Go to Contents Go to Navigation

国産超音速戦闘機 試験飛行に成功=韓国

記事一覧 2022.07.19 18:36

【ソウル聯合ニュース】韓国の防衛事業庁は19日、韓国初の国産超音速戦闘機KF21の試験飛行が同日午後に実施され、成功したと発表した。初の試験飛行は南部の慶尚南道・泗川付近の上空で行われ、KF21は33分飛行したという。これにより韓国は世界で8番目の超音速戦闘機開発国へと大きく近づいた。

試験飛行に成功したKF21(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

試験飛行に成功したKF21(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 KF21の試作機はこの日午後3時40分ごろに離陸し、同4時13分ごろ着陸した。今回の飛行では超音速まで速度を上げず時速400キロほどにとどめたという。

 防衛事業庁は「今回の初飛行を通じ、国産戦闘機の開発は飛行試験の段階に入り、約2000回に及ぶ飛行試験を通じて飛行領域を拡張し、各種の性能確認および空対空武装の適合性などを確認すれば2026年にシステム開発が終了する予定」と説明した。

 空軍と防衛事業庁によると、第4・5世代の戦闘機として開発が進められている同機は約2000回の試験飛行や戦闘に適合しているかどうかなどの判定を経て、26年に量産が始まる。

 26~28年に40機、32年までにさらに80機を実戦配備する計画がすでに公開されている。

 長期的には北朝鮮の核への対応はもちろん、中国、ロシア、日本が第5世代戦闘機の実戦配備に拍車を加える状況で、KF21がこれに対応する役割も担うと予想される。

 KF21は2000年11月に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が国産練習機「KT1」の出庫記念式で開発を宣言。開発宣言から初飛行まで約22年を要した。

yugiri@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。