尹大統領の夏季休暇未定 大宇造船など懸案が山積
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2022.07.21 12:15
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はまだ夏の休暇の計画を立てていない。大統領室の姜仁仙(カン・インソン)報道官は21日の記者会見で「大宇造船海洋の問題もあり、尹大統領が扱うべき懸案は多く、休暇のことを考える余裕がない」と説明した。
尹大統領は同日朝の記者団のぶら下がり取材で休暇の計画を問われ、「まだ立てていない」と答えた。休暇先を考えていたが大宇造船海洋のことがあり、様子を見ているという。「いろいろな難しい状況が少し解消されれば」と述べた。造船大手の大宇造船海洋では下請け業者の労働組合が長らくストライキを続けている。
姜氏は「尹大統領が休暇に行けるか、休暇を取る場合はどこに行くか、まだ決まったことはない」と述べた。尹大統領は仕事をする時には仕事に集中し、休む時はしっかり休むが、今は休める状況ではないと説明した。
大統領室の関係者は、尹大統領が多くの懸案を抱え、足を運ぶ必要がある所も多く、調整が複雑だと述べた。高官を含め職員が休めなくなったりしないよう大統領が休暇を取ることにはなるとの見方を示しながらも、「今は休暇について話す状況でない。決定する状況ではない」と繰り返した。
mgk1202@yna.co.kr