ソウル市 市内全区にコロナ臨時検査所設置へ
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2022.07.21 16:24
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市は21日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、対応計画を実行すると発表した。
計画によると、22日から市内全25区に新型コロナ臨時検査所1カ所を設置する。感染者数がさらに増えた場合は段階的に検査所を拡大する方針だ。
また、保健所内の新型コロナ検査所の運営時間を延長し、臨時検査所での夕方や週末の検査を増やす。
平日の運営時間は、保健所の検査所が午前9時~午後6時、臨時検査所が午後1~9時。週末は、土曜日に保健所の検査所が午前9時~午後6時、日曜日に臨時検査所が午後1~9時に運営される
新規感染者7万人発生に備え、3週間以内に病床計259床を確保する。小児、妊産婦、透析患者のための特殊病床90床も確保した。
感染者の治療のため、検査・診療・処方を一括して行う「ワンストップ診療機関」も現在の1334カ所からさらに増やす方針だ。8月までに2350カ所に拡大する目標を立てた。
同市では20日に感染者が新たに1万6670人確認された。ここ2週間で感染者が急増する中、子どもや10代の感染が増えている。
1日あたりの重症者数は、今月初めは15人前後だったが、ここ1週間は平均23.3人に増加した。直近の2日間は高齢の重症者が占める割合が大きく上昇したという。
同市のパク・ユミ防疫統制官は「感染再拡大に備え対応計画を立てた。感染拡大防止よりは重症化や死亡率を減らすことが目標」と説明した。
hjc@yna.co.kr
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