韓国・SK会長 約3兆円の対米投資表明=バイデン氏とテレビ会議
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2022.07.27 08:31
【ワシントン聯合ニュース】韓国・SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は26日、バイデン米大統領とテレビ会議を行い、米国に220億ドル(約3兆100億円)を追加投資する方針を明らかにした。
220億ドルのうち、150億ドルは半導体産業に、50億ドルはグリーンエネルギー分野に、残りはバイオ分野に投資する。すでに発表している70億ドルの投資計画を合わせると、同グループの対米投資額は合計290億ドルとなる。
崔会長は訪米中。バイデン氏と対面で面会する予定だったが、同氏が新型コロナウイルスに感染したため、テレビ会議形式となった。
バイデン氏はSKグループの投資計画について、「歴史的な発表」と評価し、「米国と韓国が21世紀の技術競争で勝利しているという確かな証拠」とたたえた。また、過去にはこのような投資が中国で行われたが、バイデン政権では米国で行われているとして、「米国は先端技術の目的地」と中国をけん制した。
崔氏は昨年、2030年までに米国に計520億ドルを投資する計画を明らかにしていた。
kimchiboxs@yna.co.kr