朝鮮戦争の「国連軍参戦の日」記念式典 韓国首相「安保守る」
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2022.07.27 13:49
【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争に参戦した国連軍の貢献をたたえる「国連軍参戦の日」の記念式典が27日、ソウル市内で開かれた。
式典には参戦者や韓国政府関係者、市民ら約1000人が出席した。
韓悳洙(ハン・ドクス)首相はあいさつで、「北は今も朝鮮半島の安全を脅かし、挑発を止めていない」として、「韓国政府は対話と協力の努力を続けながら確固たる韓米同盟や強固な国防で安全保障を守っていく」と強調。「韓国は国連参戦勇士が見せた人類愛をいつまでも記憶する」と述べた。
朝鮮戦争には22カ国から延べ195万7733人の国連軍が参戦し、3万7902人が戦死、10万3460人が負傷した。3950人が行方不明となり、5817人が捕虜となった。米国や英国、オーストラリア、フィリピンなど16カ国が戦闘兵を派遣し、スウェーデンやインド、ドイツなど6カ国は医療支援を行った。米国が最多の178万9000人を派遣し、3万3686人が戦死した。
韓国政府は朝鮮戦争の休戦協定が締結された7月27日を「国連軍参戦の日」と定め、法廷記念日に指定した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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