金正恩氏が友誼塔に献花 中国との親善を強調
記事一覧
2022.07.29 10:06
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が朝鮮戦争休戦協定締結69周年に合わせて28日に友誼(ゆうぎ)塔を訪れて献花し、帝国主義の侵略を撃退するために高貴な血を流した中国人民志願軍の烈士に崇高な敬意を表したと報じた。
平壌の牡丹峰のふもとにある友誼塔は、朝鮮戦争に参戦した中国人民志願軍をたたえるため1959年に建立された。
金氏が最高指導者に就任して以降、友誼塔を参拝したのは2019年6月に中国の習近平国家主席が訪朝した際と昨年に続き今回が3回目。
金氏は、北朝鮮が「戦勝節」とする朝鮮戦争休戦協定締結日の27日に行った演説でも「わが軍隊、人民と生死を共にし、高貴な血を惜しみなく流した中国人民志願軍の烈士に崇高な敬意を表する」と述べ、中朝の親善関係を積極的にアピールした。
hjc@yna.co.kr