韓国の北朝鮮人権大使 国連の新特別報告者とテレビ会談
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2022.08.04 13:33
【ソウル聯合ニュース】韓国の李信和(イ・シンファ)北朝鮮人権国際協力大使が3日午後にテレビ会議形式で、北朝鮮の人権問題を担当する国連のサルモン特別報告者と北朝鮮の人権状況改善に向けた協力について話し合った。韓国外交部が4日、伝えた。
李氏は先月28日、韓国政府から約5年間空席だった北朝鮮人権大使に任命されたばかり。北朝鮮の人権・人道状況の改善を目指して各国政府や国際機関、市民団体などと協力しながら活動する。サルモン氏も今月1日に最長6年の任期が始まった。
外交部によると、両氏はテレビ会議でまず就任を祝い合った。李氏は北朝鮮の人権を促進するには国際社会が団結して声を上げる必要があると強調。国際舞台でのサルモン氏との緊密な協力に期待を示した。
サルモン氏は北朝鮮の人権の実情を把握し改善策を模索するため積極的に努力すると述べ、李氏と持続的に意思疎通を図っていくとした。
サルモン氏は秋の国連総会への報告書提出を控え、今月中に訪韓すると見込まれる。
外交部は「両氏が活動開始にあたり、北の人権促進に向けた国際協力に関連する今後の活動の方向性と協力策について意見を交わす機会になった」と説明した。
mgk1202@yna.co.kr