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韓国 きょうのニュース(8月4日)

◇尹大統領 ペロシ氏訪韓は「韓米の対北抑止力の証し」

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は4日、訪韓した米国のペロシ下院議長と電話会談し、「ペロシ下院議長一行の(韓国)訪問は韓米の対北抑止力の証し」と述べた。尹大統領は夏季休暇中(1~5日)だが、政界でペロシ氏と会談する必要があるとの声が相次ぎ、電話で会談することになったとみられる。電話会談は約40分間行われた。尹大統領は5月にソウルで開かれた韓米首脳会談に言及し、「バイデン大統領とグローバルで包括的な戦略同盟を発展させることについて、米議会とも緊密に協力することを約束した」と表明。ペロシ氏一行が南北軍事境界線上にある板門店の共同警備区域(JSA)を訪れることは韓米の対北朝鮮抑止力の証しになると強調した。

尹大統領(左)とペロシ氏(資料写真)=(聯合ニュース)

尹大統領(左)とペロシ氏(資料写真)=(聯合ニュース)

◇国会議長とペロシ氏 政府の北朝鮮非核化努力・同盟発展へ支援確認

 金振杓(キム・ジンピョ)国会議長は4日、来韓中のペロシ米下院議長と会談した。金氏は会談後の共同記者発表で、双方は北朝鮮による脅威の度合いが高まりつつある重大な状況に懸念を示したとしながら、「国民が実感できる強力かつ拡大された対北抑止力を基盤に国際協力および外交的な対話を通じ、実質的な非核化と平和定着を目指す両国政府の努力を支援していくことで一致した」と説明した。また、この日の会談について「韓米同盟が軍事安全保障、経済、技術の同盟へ拡大されることに注目し、包括的なグローバル同盟への発展を議会として強く下支えするための協力策を協議した」と明らかにした。同盟の発展に対する両国国民の期待を盛り込んだ、同盟70周年記念の決議案採択を積極的に検討する方針だ。

◇再流行ピーク時の1日感染者数 15万人に下方修正

 防疫当局は、新型コロナウイルスの再流行がピークを迎えた場合の1日当たりの新規感染者数の予想を下方修正した。中央防疫対策本部のイ・サンウォン疫学調査分析団長は会見で、「複数の数学分析グループによると、8月中に(感染拡大が)ピークを迎えるという意見が多い」として、ピーク時の新規感染者数は「11万~19万(を予想しているが)、中央値でみれば15万程度」との見通しを示した。防疫当局はこれまで、新規感染者数が25万人、最大30万人発生する可能性があると想定して防疫・医療体制を整えてきた。

◇2学期も通常通り登校へ 登校前検査実施せず

 教育部は、2学期も全ての学校が防疫規則を順守しながら「通常登校」を行うと発表した。2学期も全国の幼稚園、小・中・高校では遠隔授業を行わず、通常通り登校することになる見通しだ。学校は感染状況に応じて弾力的に学事運営を行い、登校前の新型コロナ検査は行わない。代わりに2学期の開始に合わせ児童・生徒と教職員に迅速抗原検査キット2個を配布し、感染が疑われる症状があれば家庭で検査を行うよう勧告する。

◇気象庁「当分の間猛暑・熱帯夜続く」 にわか雨も

 気象庁は定例会見で、台風の通過後に太平洋高気圧が北西に張り出し、暑く湿った空気が朝鮮半島に大きな影響を及ぼしているとして、当分の間は猛暑と熱帯夜が続き、にわか雨が降るとの予想を発表した。これに先立ち、朝鮮半島と済州島周辺を通過した台風5号と台風6号は熱帯低気圧に変わった。

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