封鎖の中国リゾート都市に約10人の韓国人 外交部「支援策を協議」
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2022.08.08 17:11
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は8日、新型コロナウイルスの感染拡大によりロックダウン(都市封鎖)に入った中国南部の海南省三亜市に約10人の韓国人が滞在していると推定されるとし、支援策を協議していると発表した。
外交部当局者によると、三亜市に滞在している韓国人約10人のうち、3人が6~7日に現地の韓国領事館に防疫措置の状況や医薬品の調達などに関する問い合わせをしたという。
また「わが国の公館は三亜市当局に問題点などを伝達し、支援策を協議中」と説明した。
そのうえで「外交部と総領事館は現地の状況を注視しつつ、防疫当局と緊密な協力体制を維持する予定」とし、現地にいる国民のニーズを把握し、必要な支援を提供すると話した。
ビーチリゾートとして知られる三亜市では新型コロナの感染が広がり、6日午前6時から移動が制限され、約8万人の観光客が足止めされている。
yugiri@yna.co.kr