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金正恩氏がコロナに感染していた? 与正氏「高熱で苦しんだ」

記事一覧 2022.08.11 15:34

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長が10日、平壌で開かれた新型コロナウイルスに関する全国非常防疫総括会議の演説で、正恩氏が「高熱の中でひどく苦しんだ」と言及した。正恩氏が新型コロナに感染していた可能性があり、注目される。

北朝鮮の朝鮮中央通信は11日、全国非常防疫総括会議が10日に開かれ、金正恩氏が演説したと伝えた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 与正氏は演説で、正恩氏について「この防疫戦争の日々、高熱の中でひどく苦しみながらも、自分が最後まで責任を負わなければならない人民たちのことを考えて一瞬も横になれなかった元帥さま」と述べた。

 新型コロナ禍で北朝鮮が最高機密である最高指導者の健康状態について公の場で取り上げたのは初めて。与正氏の発言からは、正恩氏が新型コロナ感染が疑われる高熱を患い、治療を受けて回復したとの推測が可能だ。

 北朝鮮メディアが報じた正恩氏の動静を振り返ると、正恩氏の身に異常が起きていた時期を類推することができる。基礎疾患のない新型コロナ患者の治療には通常1週間かかるとされるが、ここ最近で正恩氏の動静が1週間以上報じられなかったことが3回あった。

 最初は5月上旬で、北朝鮮メディアは正恩氏が朝鮮人民革命軍(抗日遊撃隊)創建90年記念の閲兵式(軍事パレード)に参加した平壌の学生らと記念撮影をしたと5月2日に報じた後、10日にわたり様子を伝えなかった。正恩氏は同12日に党の政治局会議を司会し、北朝鮮内で4月末から新型コロナ感染が広がっていると明らかにした。4月末に行われた軍事パレードや関連行事で多くの人と接触し、新型コロナに感染した可能性もある。

 正恩氏は5月29日に党の政治局協議会に出席した後も10日間、動静が報じられなかった。また、7月8日に行事の参加者と記念撮影をした後、北朝鮮が「戦勝節」とする朝鮮戦争休戦協定締結日の同27日に演説するまで、20日間近く活動が伝えられなかった。

 韓国情報機関の国家情報院(国情院)は5月19日、正恩氏は新型コロナのワクチンを接種していないとの見方を国会に報告していた。北朝鮮は韓国と米国がたびたび提案したワクチンや医薬品の支援を拒否し、ワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」からの提供の申し出も受け入れていない。

 正恩氏は10日の演説で、「ワクチン接種を1回も実施していないわが国」で感染症の広がりを短期間に乗り越え、ウイルスをなくしたのは「世界の保健史に記すべき奇跡だ」と主張した。

10日に開かれた全国非常防疫総括会議で、金与正氏が演説した=(朝鮮中央通信ホームページより=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

tnak51@yna.co.kr

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