Go to Contents Go to Navigation

サムスントップ「国の経済のため奔走する」 復権で正常な経営活動可能に

記事一覧 2022.08.12 14:47

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は12日、サムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長を光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の15日付で特別赦免(恩赦)し、復権の対象にすると発表した。これを受け、李氏はソウルの裁判所前で記者団に「国の経済のために一生懸命奔走したい」と述べ、「ありがとうございました」と言って頭を下げた。

記者の質問に答える李氏=12日、ソウル(聯合ニュース)

記者の質問に答える李氏=12日、ソウル(聯合ニュース)

 李氏は朴槿恵(パク・クネ)元大統領らへの贈賄罪などで懲役2年6カ月の実刑判決を受け、服役した。昨年8月に仮釈放され、刑期は先月満了したが、特定経済犯罪加重処罰法上、5年間は就業が制限されていた。復権によって制限がなくなり、正常な経営活動が可能になる。政府は李氏を復権の対象とした理由について、「経済活性化を通じ経済危機を克服するため」と説明した。

 恩赦の実施は5月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後で初めて。李氏を含め1693人が対象となった。

 李氏はこれとは別に、グループ傘下のサムスン物産と第一毛織合併を巡る不当な合併、不正会計の罪に問われている。2020年9月に起訴され、一審が2年近く続いている。李氏はこの日、ソウル中央地裁で開かれた公判に出席し、休廷時間に取材に応じた。李氏側は、合併は合理的な経営判断の一環だったとして無罪を主張している。

tnak51@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。