日本閣僚が靖国神社参拝 韓国政府「深い失望と遺憾の意」
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2022.08.15 14:28
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の15日、日本政府の閣僚が戦争犯罪者を合祀(ごうし)する靖国神社に供物奉納や参拝したことに対して遺憾の意を表明した。日本はこの日を終戦記念日としている。
外交部は同日、「日本の過去の侵略戦争を美化し、戦争犯罪者を合祀した靖国神社に、日本政府と議会の責任ある指導者がまたも供物を奉納したり参拝を繰り返したりしたことに深い失望と遺憾の意を表する」とする報道官論評を出した。
また、韓国政府は日本の責任ある人々が歴史を直視し、過去の歴史に対する謙虚な省察と真の反省を行動で示すことを促すと強調した。
日本メディアによると、岸田文雄首相はこの日、靖国神社に玉串料を奉納した。奉納は「自民党総裁」名義で行われ、岸田首相は私費で玉串料を納めた。
また、西村康稔経済産業相が13日、岸田内閣の現職閣僚として初めて靖国神社を参拝したのに続き、この日には高市早苗経済安全保障担当相と秋葉賢也復興相が参拝した。これに先立ち、午前中には自民党の萩生田光一政調会長も参拝に訪れている。
光復節に現職閣僚が靖国神社を参拝するのは2020年から3年連続となる。
ynhrm@yna.co.kr
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