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「スパイ」無罪の元死刑囚 在日韓国人遺族に刑事補償=韓国高裁

記事一覧 2022.08.24 09:48

【ソウル聯合ニュース】1981年に母国を訪問中に「北朝鮮のスパイ」として逮捕され、死刑判決を受けて服役し、2021年に再審で無罪が確定した在日韓国人の孫裕ヒョン(ソン・ユヒョン)さん(2014年に84歳で死去)の遺族が賠償を請求した裁判で、ソウル高裁が政府に約22億7300万ウォン(約2億3200万円)の刑事補償金の支払いを命じた。法曹関係者が24日、明らかにした。

裁判所=(聯合ニュースTV)

 孫さんは韓国向けに部品を販売する会社を営んでいた。1981年4月、韓国で情報機関の国家安全企画部(安企部、現・国家情報院)に令状なしで連行された。外部との連絡を絶たれたまま安企部で46日間拘束されて拷問を受け、64年に日本に送り込まれた北朝鮮の工作員に取り込まれてスパイ行為を働いたとの容疑を認めた。孫さんは大阪の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)商工会の幹部だった。  

 裁判で孫さんは、拷問により虚偽の供述を強要されたとして潔白を主張したが、81年11月に死刑を言い渡され、大法院(最高裁)で刑が確定した。その後、懲役刑に減刑。98年3月に仮釈放されて日本に戻った。2014年の死去後、遺族が再審を請求した。

 ソウル高裁は21年10月、孫さんが安企部に違法に逮捕、拘束された状態で暴力行為と懐柔を受けた結果、虚偽の供述をしたと認定し、孫さんに無罪を言い渡した。検察が上告したが、大法院は今年1月、高裁判決を支持し、孫さんの無罪が確定した。

mgk1202@yna.co.kr

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