労働者の平均給与 ソウル市江南区が最高=全国平均の2倍
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2022.08.24 12:35
【世宗聯合ニュース】韓国の基礎自治体(市・郡・区)のうち、労働者1人当たりの平均総給与額(年間勤労所得から非課税所得を差し引いた額)が最も高い地域はソウル市江南区であることが、24日分かった。
革新系最大野党「共に民主党」の金会在(キム・フェジェ)国会議員が国税統計年報を分析した結果、2020年の江南区(居住地基準)の1人当たり平均総給与額は7440万ウォン(約760万円)で、全国平均(3830万ウォン)の2倍近かった。1人当たりの平均総給与額が最も少ない釜山市中区(2520万ウォン)と比べると約3倍。
上位10市・郡・区のうち、京畿道果川市と同道城南市を除く8カ所がソウル市内だった。
広域自治体(17市・道)別では、蔚山市は五つの郡・区で1人当たり平均総給与額が全国平均を上回ったが、江原道、忠清北道、光州市、全羅北道、済州道では全ての市・郡・区で1人当たり平均総給与額が全国平均を下回った。
ソウルでは25の自治区のうち15区で1人当たり平均総給与額が全国平均を上回るか同水準で、残りの10区は全国平均を下回った。
金議員は「地方自治体ごとの格差が国土の不均衡、貧富の差を招いている」として、「地域の危機に対応するための政府の果敢な行政的・財政的支援が必要だ」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr
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