韓国ドラマ・映画関連ツイート数 10年余りで6.5倍に増加
【ソウル聯合ニュース】韓国のドラマや映画など「Kコンテンツ」に関する全世界のツイート数が、この10年余りで6.5倍に急増したことが分かった。ツイッターが24日、伝えた。
ツイッターでK―POPとKコンテンツ事業を総括するキム・ヨンジョン常務が前日、ソウル市内で開かれた「コンテンツマーケティングサミット(CMS)」に出席し、2022年6月にKコンテンツに関するツイート数は11年7月の6.5倍に上ったと発表した。
同氏は「韓国で30年以上にわたって形成されたK―POPファンダム(ファン集団)文化が、ツイッターなどのデジタルプラットフォームを通じて世界中に広まった。2020年ごろにはファンダム文化が映画やドラマ、ウェブトゥーン(縦スクロール漫画)などにも広がり、Kコンテンツのグローバル化をけん引している」と解説した。
ツイッターの分析によると、今年1月1日~8月18日にKコンテンツ関連のツイート数が最も多かったのは韓国で、タイ、米国、フィリピン、インドネシア、インドと続いた。
キム氏は同期間にツイート数が多かった韓国ドラマと映画のトップ10も公開した。
ドラマではJTBCが放送した「スノードロップ」が1位で、tvNの「二十五、二十一」、SBSの「社内お見合い」が続いた。放送が終わったばかりのENAの「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は7位に入った。トップ10作品の中で放送開始が6月末と最も遅かったにもかかわらず、大きな関心を集めたことが分かった。
映画をみると、日本の是枝裕和監督がメガホンを取り、主演のソン・ガンホが韓国の俳優として初めてカンヌ国際映画祭男優賞を受賞した「ベイビー・ブローカー」に関するツイート数が最多だった。次いで「HUNT」(原題、以下同)「魔女 Part2. The Other One」「犯罪都市2」「非常宣言」の順。また、19年に公開された「パラサイト 半地下の家族」(邦題)が9位に入った。
キム氏は「世界中のファンがツイッターを通じてリアルタイムでつながり、Kコンテンツの世界への拡散を主導している」と説明した。
mgk1202@yna.co.kr