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入国前のコロナ検査義務 廃止で調整中=韓国

記事一覧 2022.08.28 11:44

【ソウル聯合ニュース】韓国の防疫当局関係者は28日、聯合ニュースの取材に対し、新型コロナウイルスの水際対策について入国前の検査義務を廃止する方向で調整を進めていると明らかにした。近く正式に結論を出すという。 

仁川国際空港内の新型コロナ検査センターで順番を待つ入国者(資料写真)=(聯合ニュース)

仁川国際空港内の新型コロナ検査センターで順番を待つ入国者(資料写真)=(聯合ニュース)

 現在、韓国の防疫当局は全ての入国者を対象に入国前48時間以内のPCR検査、または24時間以内の迅速抗原検査の陰性証明書の提出を義務付けている。また入国者は韓国到着後、1日以内にPCR検査を受けなければならない。観光・旅行業界からは検査により入国者の費用負担が増すことなどで韓国観光が敬遠されると不満の声が出ている。

 防疫当局は国内の新規感染者が減少傾向にあるほか、主要国の多くが水際対策を緩和していることを受け入国前の検査義務を廃止する方向にかじを切るようだ。

 疾病管理庁によると経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国のうち、入国前の検査を義務付けている国は韓国と日本だけという。日本もワクチンの3回目接種を条件に来月7日から入国前検査を免除する方針を発表している。

 入国前の検査義務廃止を巡っては、飛行時間の短い中国や日本などからの入国者に限って廃止する案も持ち上がった。しかし、基準があいまいでむしろ混乱を引き起こす恐れがあるため、全ての国からの入国者の検査義務を廃止する方向で調整されているという。

sarangni@yna.co.kr

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