韓国・忠南大構内の少女像設置 学校側と設置側が協議やり直しへ
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2022.09.01 11:04
【大田聯合ニュース】韓国の忠南大(大田市)構内に設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」について、大学側と像設置側が1日、協議をやり直すと表明した。
像を設置した忠南大少女像推進委員会は「校内の対立を招きかねないという懸念から、大学側と円満な解決に向けた協力を約束した」と明らかにした。正当な設置手順とするために原状回復することも含め、最初から話し合うという。
大学側も「校内のメンバーの意見を取りまとめながら、円満な解決策を探る」と述べた。
少女像推進委員会は2017年10月に結成された。大学本部との溝が埋まらないまま、今年の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日、8月15日)夜に像の設置を強行した。韓国の国立大構内に平和の少女像が設置されるのはこれが初めて。
大学側は違法設置物と見なし、撤去を要求した。校内では賛否が分かれ、あつれきが生じている。
mgk1202@yna.co.kr