中秋節連休 ソウルの4大王宮など無料開放=体験イベントも
記事一覧
2022.09.03 10:00
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの4大王宮、景福宮、昌徳宮、徳寿宮、昌慶宮と宗廟、朝鮮王陵が秋夕(中秋節、今年は9月10日)の連休期間中、無料で開放される。文化財庁が3日までに発表した。
通常は予約が必要な宗廟も自由に観覧でき、月曜日休館の昌徳宮、徳寿宮、昌慶宮、世宗大王遺跡、朝鮮王陵は13日の火曜日が休館となる。景福宮と宗廟は従来通り火曜日に休館する。
昌徳宮の境内を夜間に見学できる体験イベント「昌徳宮月光紀行」や昌徳宮の後苑観覧など、予約制の一部プログラムは有料。
昌慶宮では8~12日の午後6時半から8時半までの2時間、風旗台の周辺に模型の満月を浮かべるイベント「宮殿に降りてきた満月」を開催する。
風旗台は風の強さと方向を測定するために建てられたもので、王の後宮が暮らした集福軒の裏側の丘にある。
昌慶宮の関係者は「宮殿の建物と大きな満月をバックに、秋夕の趣きを感じながら素敵な写真を残すことができる」と説明した。
イベントは申し込み不要。雨天時は中止される。
このほか、南西部・全州の国立無形遺産院では秋夕当日の10日、民俗遊びと体験イベントを行う。
午後1時から午後3時半まで輪投げ、羽根を足で蹴り続ける「チェギチャギ」、輪回し、壺に棒を投げ入れる「投壺」などの民俗遊びが楽しめる。伝統文様の扇子作り、パンソリ(伝統歌唱)なども体験できる。
ynhrm@yna.co.kr