韓国与党が新たな非常対策委員会設置へ 党綱領改正で前進
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2022.09.02 14:45
【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系与党「国民の力」は2日、常任全国委員会を開催し、非常対策委員会体制への移行の要件となる「非常状況」を具体的に記載した党憲(党綱領)改正案を全会一致で承認した。5日に開催する全国委員会で最終承認されれば、新たな非常対策委員会の設置に向けた前提条件が整うことになる。
党は暫定的な党トップとなる非常対策委員長を発表するなどし、秋夕(中秋節、今年は9月10日)連休入り前の非常対策委員会発足を目指す。
国民の力は7月に李俊錫(イ・ジュンソク)前代表が党員資格停止6カ月の懲戒処分を受けた後、8月に非常対策委員会体制に移行し、李氏を代表から解任した。これに反発した同氏は非常対策委員会体制移行の効力停止を求める仮処分を申し立てた。地裁は主張の一部を認め、朱豪英(チュ・ホヨン)氏の非常対策委員長としての職務執行を本案判決の確定時まで停止すべきとの判断を示した。
mgk1202@yna.co.kr