台風11号 6日午前に韓国南東部接近=雨量300ミリも
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2022.09.04 11:13
【ソウル聯合ニュース】韓国の気象庁は4日、台風11号がゆっくりとした速度で北上しており、6日午前に南東部・慶尚南道の海岸に近づくと予測した。
気象庁によると、台風11号は4日夜に沖縄の西の海上を通過し5日午後、韓国南部・済州島の西帰浦の南南西側約330キロの海上に接近。6日午前に西帰浦の東側約30キロの海上まで近づき、同日午後に南東部・釜山の北東側約340キロの海上を通過する見通しだ。
台風11号の影響で4日にはソウルを含む首都圏や済州島、南海岸に1時間当たり20~30ミリの雨が降る見込みで、突風や雷を伴う恐れもある。
5日と6日はほぼ全国で大雨が降る見込みだ。5日には首都圏や北東部・江原道の一部地域、済州島に、6日には全国で1時間当たり50~100ミリの激しい雨が降るとみられる。
4日から6日にかけて100~300ミリの雨が降る見込みで、6日までの予想雨量は済州島や南海岸、東部・独島などで400ミリ、済州島山地では600ミリ以上の雨が降る所もあるという。
4日午前、済州島の南東部などの海上には波浪警報が、済州島沖や南海岸には波浪注意報が発令された。済州島山地には豪雨注意報、慶尚南道や釜山、南西部・全羅南道、済州島などには強風注意報が出された。
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