徴用問題巡る官民協議会 きょう4回目会合開催=韓国
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2022.09.05 08:39
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が設置した日本による植民地時代の徴用被害者への賠償問題の解決策を探る官民協議会の4回目の会合が5日に開かれる。
8月9日の3回目の会合に続き被害者側は出席しないとみられる。被害者側の不参加で、賠償問題に対するさまざまな声に耳を傾けるという協議会の運営目的はやや薄れた状態だ。
政府は多様なルートを通じて被害者側の意見を聴取するとの方針を示しており、今のような形の官民協議会の開催は今回が最後になる可能性もある。
今後、外交部は官民協議会で出された各界の意見や被害者側の主張を総合的に考慮し、政府案をまとめるとみられる。
同部の朴振(パク・ジン)長官は2日に南西部・光州を訪れ、徴用被害者の李春植(イ・チュンシク)さん、梁錦徳(ヤン・クムドク)さんとそれぞれ面会し、「責任を持って(賠償)問題を早期に解決するよう最善の努力を尽くす」と表明した。
hjc@yna.co.kr