韓国 きょうのニュース(9月5日)
◇台風11号 6日午前1時ごろ済州島に最接近
気象庁によると、大型で非常に強い台風11号は6日午前1時ごろ南部の済州島に最接近し、同午前7時前後に南部・慶尚南道の南海岸に到達すると予想される。予想通りなら、台風11号が南海岸を通過する時間帯は満潮時と重なる。気象庁は慶尚南道の海岸を中心に高潮が発生する恐れがあるとしている。台風11号は5日午前9時現在、済州島南部・西帰浦市の南南西410キロの海上を時速24キロの速さで北上している。中心の気圧は930ヘクトパスカル、最大風速50メートル。
◇尹大統領の支持率32.3% 4週ぶり低下
世論調査会社のリアルメーターが発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は32.3%で前週から1.3ポイント低下した。4週ぶりの下落。不支持率は1.6ポイント上昇の64.9%となった。尹大統領の支持率は8月第2週に30.4%と8週ぶりに下げ止まり、3週連続で上がっていた。不支持率は3週連続で下落した後、今回は上昇した。
◇50年後の韓国人口 約半数が65歳以上に
統計庁が発表した「世界と韓国の人口現況と展望」は、韓国の65歳以上の人口が人口全体に占める割合が今年の17.5%から2070年には46.4%と28.9ポイント上昇するとの予想を示した。70年には韓国の高齢人口の割合が調査対象の246カ国・地域のうち最も高くなる見通しだ。総人口を年齢順に並べた場合に中央にいる人の年齢を示す中位年齢は、今年の45.0歳から70年には62.2歳に上昇する。同期間に世界の人口の中位年齢は30.2歳から38.8歳に上昇する。
◇大学入試に50.8万人出願 卒業生などの割合26年ぶり高水準
韓国教育課程評価院は、今年11月17日に実施される2023学年度の大学修学能力試験(日本の大学入学共通テストに相当)に昨年より1791人(0.4%)少ない50万8030人が出願したと発表した。このうち卒業生と高卒認定試験の合格者の割合が30%を超え、26年ぶりの高水準を記録した。国語領域では「話法と作文」、数学領域では「確率と統計」を選択した出願者が半分を超え、高得点を取りやすいとされる「言語とメディア」「微積分」の選択者が昨年より増えた。
◇ドラマ「イカゲーム」 米エミー賞でゲスト賞など4部門受賞
米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」が、米テレビ界最高峰の栄誉とされる第74回エミー賞でゲスト賞、視覚効果賞、スタントパフォーマンス賞、プロダクションデザイン賞を受賞した。非英語圏のドラマがエミー賞で受賞したのは今回が初めて。