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今年の中秋節に3千万人移動 高速道路無料に=韓国

記事一覧 2022.09.07 13:52

【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部は7日、秋夕(中秋節、今年は9月10日)連休期間の8日から12日までの5日間を「秋夕連休特別交通対策期間」として高速道路の通行料金免除などを実施すると発表した。同部は今年の秋夕は新型コロナウイルスによる行動制限が解除されてから初めての名節となることから、移動時の防疫と安全管理に重点を置いて対策を講じたと説明した。

昨年の秋夕連休中の京釜高速道路(資料写真)=(聯合ニュース)

昨年の秋夕連休中の京釜高速道路(資料写真)=(聯合ニュース)

◇1日平均603万人が移動 秋夕当日が最も混雑

 韓国交通研究院は、今年の秋夕連休前日の8日から連休最終日の12日までに計3017万人、1日平均603万人が移動すると予測した。

 帰省ラッシュは秋夕前日の9日午前に、Uターンラッシュは11日と12日午後に集中すると予想される。秋夕当日の混雑が最も激しくなる見通しだ。

 韓国道路公社は、特別交通対策期間中の高速道路の利用台数を1日平均約542万台と予想した。昨年の秋夕に比べ13.4%、通常の週末(450万台)より約20%多い。

 高速道路を利用して帰省する場合の最大所要時間はソウル―大田が5時間50分、ソウル―釜山が9時間50分、ソウル―光州が8時間55分、ソウル―木浦が9時間55分、ソウル―江陵が6時間5分。いずれも通常所要時間の2倍以上となる。

 上りは大田―ソウルが4時間40分、釜山―ソウルが8時間50分、光州―ソウルが7時間、木浦―ソウルが7時間15分、江陵―ソウルが5時間20分と予想される。

◇名節の通行料金免除 2年ぶり

 国土交通部は、2020年の旧正月連休以降休止していた名節の高速道路通行料金の免除を2年ぶりに再開する。 秋夕としては19年以来3年ぶり。

 9日午前0時から12日まで、韓国道路公社が管理する高速道路と仁川空港高速道路など21の高速道路を利用する全ての車両の通行料金が免除される。各自治体が管理する有料道路は、自治体が条件に応じて自主的に免除を行う。

 高速道路の主要サービスエリア9カ所では、新型コロナのPCR検査が受けられる臨時検査所を運営する。

 今年の旧正月連休は公共交通機関での飲食が禁止されていたが、今年4月に屋内での飲食禁止措置が解除され、今回の連休は屋内での飲食が可能になる。ただ、バスや地下鉄などは地方自治体の条例などにより飲食物の持ち込みが制限される。

19年の秋夕の帰省ラッシュ=(聯合ニュース)

19年の秋夕の帰省ラッシュ=(聯合ニュース)

◇ バス・鉄道・航空の輸送力拡大 地下鉄の終電延長

 ソウルでは深夜に鉄道・バスを利用して帰省する市民の利便性向上のため、秋夕当日と翌日に地下鉄と市内バスの終電・終バス時間を延長する。

 釜山、光州、蔚山など一部の地方自治体も市内バスの最終便の運行時間を延長する計画。

 特別交通対策期間中、バス、鉄道、航空、旅客船も増便される。

 国土交通部は高速バスの予備車両342台を投入し、運行回数を通常より1日平均1026回増やして輸送能力を23%拡大する。市外バスは必要時に予備車両を投入する予定だ。

 鉄道は運行回数を計122回増やし、通常時より1日平均2万席多い計10万2000席を追加供給する計画だ。 高速鉄道のKTXは7万2000席、SRTは1万8000席が追加供給される。

 国内線の航空便は計225便増やし、通常時より1日平均約1万席多い計5万席を追加供給する。

 旅客船は計367便増やし、通常時より15万人多く利用できるようにする。

昨年の秋夕、帰省客で混雑するソウルの高速バスターミナル=(聯合ニュース)

昨年の秋夕、帰省客で混雑するソウルの高速バスターミナル=(聯合ニュース)

ynhrm@yna.co.kr

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