妻の高額ジュエリー申告漏れ? 尹大統領を最大野党が告発
記事一覧
2022.09.07 14:33
【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党「共に民主党」は7日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が大統領選で候補者として登録した際、金建希(キム・ゴンヒ)夫人の高額のジュエリーを申告しなかったとして、公職選挙法上の虚偽事実公表の疑いで尹氏をソウル中央地検に告発した。
共に民主党は尹大統領夫妻が6月、スペインで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席した際、金氏が身につけたジュエリーが高額のもので、購入したものかどうかに関する大統領室の説明が不十分だと主張している。
共に民主党が問題視しているジュエリーは6200万ウォン(約640万円)相当のペンダントと1500万ウォン相当のブレスレット、2600万ウォン相当のブローチの3点だ。
公職選挙法上、大統領選候補者は配偶者の財産のうち、500万ウォン以上の宝石類は財産として申告しなければならない。
大統領室は共に民主党の問題提起に対し、3点のうち2点は知人から借りたもので、1点は申告対象ではないと説明していた。共に民主党はブレスレットの場合、金氏が数カ月間にわたり複数回着用していたことが明らかになっており、大統領室の説明は納得できないと主張した。
kimchiboxs@yna.co.kr