徴用被害者を描く演劇10~11日に名古屋で 19年ぶり上演
記事一覧
2022.09.09 11:51
【光州聯合ニュース】日本による植民地時代の徴用被害者の姿を舞台化した「ほうせん花2022 朝鮮女子勤労挺身隊~つなぐ…記憶と継承~」が10、11両日、日本の名古屋市公会堂大ホールで上演される。徴用被害者を支援する韓国の団体「日帝強制動員市民の集まり」が9日、伝えた。
「ほうせん花」の上演は2003年以来、19年ぶりとなる。現地の団体「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」や「愛知・県民の手による平和を願う演劇の会」などが主催。
「ほうせん花2022」は、梁錦徳(ヤン・クムドク)さんや金性珠(キム・ソンジュ)さん、故キム・ヘオクさん、故パク・ヘオクさんら少女時代に朝鮮半島から日本に連れてこられ日本企業で働かされた被害者たちのいきさつや、日本の政府と企業を相手取り訴訟を起こす過程、被害者を支援する会の発足や活動などを描いている。
挺身隊訴訟を支援する会の高橋信共同代表は、徴用問題をより多くの日本人に知ってもらいたいと話した。
同団体は被害者の名誉回復と救済を求め、日本側に謝罪と自発的な賠償を促す行動を毎週金曜日に行っている。
mgk1202@yna.co.kr