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元勤労挺身隊の韓国人女性が死去 不二越に対する訴訟の原告

記事一覧 2022.09.12 13:00

【全州聯合ニュース】韓国の市民団体「太平洋戦争被害者補償推進協議会」は12日、戦時中に日本の軍需企業で強制労働させられた元女子勤労挺身隊員のチェ・ヒスンさんが11日に死去したと伝えた。

2015年、不二越の東京本社前で賠償を訴えるチェ・ヒスンさん(中央)ら(資料写真)=(聯合ニュース)

2015年、不二越の東京本社前で賠償を訴えるチェ・ヒスンさん(中央)ら(資料写真)=(聯合ニュース)

 チェさんは小学校に通っていた1944年、「金を稼げて勉強もできる」という校長の言葉を信じてついていき、不二越の富山工場で働かされた。

 太平洋戦争時の軍需工場に指定された機械メーカーの不二越は、小学校を卒業したばかりの少女ら約1600人の朝鮮半島出身者に重労働を強いた。

 チェさんをはじめとする13人は2003年、不二越を相手取り損害賠償を求める訴訟を富山地裁に起こしたが、韓日請求権協定を根拠に敗訴を言い渡された。日本の最高裁に上告したが、11年に棄却された。

 その後、チェさんらは13年に韓国で損害賠償請求訴訟を起こし、19年1月に二審で勝訴。現在、大法院(最高裁)の判断を待っている。

 チェさんの死去により、不二越を相手取った損害賠償請求訴訟の原告のうち存命者は7人に減った。

tnak51@yna.co.kr

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