韓国 きょうのニュース(9月13日)
◇「イカゲーム」がエミー賞監督賞と主演男優賞 非英語圏ドラマ初
米テレビ界最高峰の栄誉とされるエミー賞の授賞式が12日(日本時間13日)にロサンゼルスで開催され、米動画配信大手ネットフリックスの韓国ドラマ「イカゲーム」を手掛けたファン・ドンヒョク監督が監督賞を、同作品で主人公を演じた俳優イ・ジョンジェが主演男優賞を受賞した。非英語圏ドラマの監督賞受賞は初めて。韓国人俳優が主演男優賞に選ばれるのも初となる。
◇北朝鮮が核使用試みるなら「自滅」と警告 韓国軍
北朝鮮が核の先制使用を可能とする法令を採択したことについて、韓国国防部のムン・ホンシク副報道官は定例会見で、「核の使用を試みる場合、韓米の圧倒的な対応に直面し、北の政権は自滅の道に入ることを警告する」と述べた。北朝鮮は8日に開いた最高人民会議(国会に相当)で、核兵器の指揮統制や使用原則、使用条件、維持管理などを定めた法令を採択した。
◇李明博元大統領 刑執行停止の延長申請へ
収賄罪などで服役中、健康悪化を理由に3カ月間の刑執行停止を受けて一時釈放された李明博(イ・ミョンバク)元大統領が、検察に執行停止期間の延長を申請することを決めた。李氏の弁護士が明らかにした。李氏はサムスングループなどから巨額の賄賂を受け取り、会社の資金を横領した罪などで懲役17年と罰金130億ウォン(約13億4800万円)の判決が確定。2020年11月に収監されたが、今年6月に刑執行停止で一時釈放された。
◇文在寅前政権の不正を摘発 電気産業関連事業で
政府は、文在寅(ムン・ジェイン)前政権時代に太陽光発電の活性化など電気産業の発展・基盤造成のために行われた事業で不正が多数確認されたと発表した。国務調整室の政府合同腐敗予防推進団は、昨年9月から先月まで産業通商資源部と共に全国226の地方自治体のうち12カ所について事業の運営実態を点検し、2267件の違法・不当事例を摘発した。不正に融資・支給された資金は計2616億ウォンに上った。
◇新型コロナとインフル「同時流行の可能性高い」 防疫当局
政府の中央防疫対策本部の林淑英(イム・スギョン)状況総括団長は記者会見で、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザが同時に流行する「ツインデミック」が発生する可能性が高いとの見方を示し、対策を講じていると伝えた。インフルエンザは直近の2年間はほぼ流行しなかったが、今年は7月以降に発生が増加傾向にあるとし、冬より前の流行もあり得ると説明した。