韓国 きょうのニュース(9月14日)
◇与党 19日に新院内代表選出
与党「国民の力」の非常対策委員会は発足後初めての会議を開き、国会運営を取り仕切る新しい院内代表を19日に選出することを決めた。16日に告示し、19日に議員総会を開いて院内代表を選出する。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に近い一部の若手議員からは党内最多の当選5回の朱豪英(チュ・ホヨン)国会議員を合意の上で新院内代表に立てるよう求める声が出ているが、党重鎮の間では選挙を実施する必要があるとの意見も多い。
◇同意なく個人情報収集 米グーグルとメタに計百億円の課徴金
個人情報保護委員会は、ユーザーの同意なく個人情報を収集してオンラインパーソナライズド広告に使用するなどし、個人情報保護法に違反したとして、米IT大手のグーグルとメタ(旧フェイスブック)に計1000億ウォン(約100億円)の課徴金を科すことを決めた。両社は決定に反発している。課徴金額はグーグルが692億ウォン、メタが308億ウォン。個人情報保護法違反による課徴金としては過去最大規模となる。
◇SKグループ 非首都圏に5年で7兆円投資へ
SKグループはバッテリー(Battery)、バイオ(Bio)、半導体(Chip)の「BBC」産業の国内基盤施設建設と技術競争力向上のため、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を除く地方に今後5年間で67兆ウォンを投資すると発表した。これに先立ち、同グループは成長力強化のため26年までに国内と海外に計247兆ウォンを投資すると発表しており、今回の投資額は国内に投資される179兆ウォンの一部だ。
◇新型コロナとインフル「同時流行に備えを」
新型コロナウイルスの感染拡大以降は大きな流行が発生していなかった季節性インフルエンザの感染者が再び増加しており、新型コロナと同時に流行する可能性があるとの懸念が高まっている。国家感染症危機対応諮問委員会の鄭錡碩(チョン・ギソク)委員長(中央災難安全対策本部新型コロナ特別対応団長)は、「今がインフルエンザに備える最適の時期だ」として、新型コロナだけでなくインフルエンザの流行にも徹底的に備えなければならないと呼び掛けた。