韓国警察 性接待疑惑で与党前代表を送致せず=時効成立で
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2022.09.20 21:07
【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系与党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)前代表が過去に性接待を受けたとされる問題に絡み、ソウル警察庁は20日、特定犯罪加重処罰法上のあっせん収賄罪の公訴時効(7年)が成立しているとし、検察に送致しない方針を明らかにした。
李氏を巡っては、2013年に2回、IT企業の社長から性接待を受けたほか、15年ごろまで各種の接待を受けたとしてユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」が検察に告発していた。一方、李氏は疑惑を否定し、カロセロ研究所の代表らを名誉毀損(きそん)の疑いで告訴した。
警察は、李氏が当時、党代表政務室長だった側近の金哲根(キム・チョルグン)氏を通じて性接待疑惑に絡む証拠の隠滅を図ったという疑いや、IT企業の社長側が李氏を誣告罪(虚偽告訴罪)で告発した事件については捜査を続けている。
李氏は今月17日、被告発人として警察に出頭し、約12時間取り調べを受けた。
yugiri@yna.co.kr
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